きゅうりの話

家庭園芸救急箱

貝原益軒の著書『菜譜』(1714年)にも

「是瓜類の下品也。味よからず。且小毒あり。性あしく、只ほし瓜とすべし。」

とあり、キュウリは不味くてちょっとした毒があるとまで述べています。

昔のキュウリは苦味が現在のものより強かったといいますから、その苦味が“毒”呼ばわりされたのかもしれません。

貝原益軒とキュウリ

かの水戸黄門・徳川光圀に関する逸話などを集めた『桃源遺事』(1701年)という書物では、光圀がキュウリについて

「毒多くして能無し。植えるべからず。食べるべからず。」

と言ったとあり、まさににべもない言われようです。

水戸黄門とキュウリ